
スザクは過去の自分を信じている。
でも私は信じていない。
人の記憶なんて曖昧なもの。信じるほどの価値なんてない。
9年前に書いた日記の内容を、私は覚えていない。
他にもいっぱいある。
私の記憶と、データとしての記録は違っている。
それだけじゃない。今でも記憶がずれる事がある。
中華連邦と戦った時も、いきなり私が私でないような感覚に襲われた。
…でも、それは私だけなのかもしれない。
スザクが信じる程の過去が、私にはあったのだろうか。
今こうやってここに書いている事だって、いつか私は忘れてしまうだろう。
例え、記憶と記録が違ったとしても、それは私の過去といえるのだろうか。
あと一つ、スザクに言いたい事がある。
あれは使ってはいけない。
あれを使ったら、スザクがスザクではなくなってしまう気がする。
気をつけて…。

会長が卒業する前に、「キューピッドの日」というイベントをやった。
ルールは簡単。男女が色違いの帽子を被って、相手の帽子を奪えばその相手と付き合えるというもの。
別に好きな人はいないけど、面白そうなので参加した(o^∇^o)ノ

キューピッドの日が始まってすぐ、会長が「ルルーシュを捕まえた者は部費10倍」と言ったので、面白そうだしルルーシュを捕まえる事にした。
道具の使用、手段は問わないと言っていたので、モルドレッドでルルーシュを追いかけたんだけど…。

なぜかルルーシュっぽい熱源が二つ…(・_・;?

結局、ルルーシュを捕まえたのはシャーリーだった。
私はモルドレッドを使った事と、校舎を壊した事でヴィレッタ先生や他のみんなに怒られた。
会長が何でもしてもいいって言ってたのに…( #` ¬´#)
でも、結構お似合いの二人だと思った。

会長は卒業後にお天気お姉さんになった。
これからは毎日天気予報を見よう…(*'-'*)